【法要】三回忌法要に参列する際に押さえておくべきマナー

更新日:8月1日



 三回忌法要は、故人が亡くなった年から満2年目の祥月命日前後に営まれる法要です。最近では、三回忌法要は、親族やごく親しい方だけを招いて営まれることが多いため、三回忌法要に参列した経験がある方は少ないかもしれません。


 招かれる機会がそれほど多くない儀式ですから、基本のマナーも曖昧になりがちですが、社会人ともなれば、知らなかったではすまないのが、マナー違反です。三回忌に招かれたら、事前にしっかりとマナーを押さえておきましょう。


 

目次

1. 三回忌の意味

2. 三回忌の重要性

3. 出欠の連絡

3-1. 出欠の書き方

3-2. 欠席の理由を書く

3-3. お詫びの文例

3-4. お供物料も同封する

4. ご遺族への挨拶

5. 香典の相場

5-1. 三回忌法要に夫婦で参列する場合

5-2. 具体的な香典の相場

6. 香典に関するマナー

6-1. 三回忌法要での香典の包み方のマナー

6-2. 三回忌法要の香典袋の表書き

6-3. 香典袋へのお金の入れ方

6-4. 不祝儀袋

7. 供物

7-1. 供物の相場とふさわしい品物

7-2. 供物のかけ紙

8. 供花

9. 供物料

9-1. 供物料とは

9-2. 供物料の目安

10. 参列の際の服装

10-1. 男性の服装

10-2. 女性の服装

11. 法事に参列する際に持参するもの

11-1. 数珠

11-2. その他の持ち物

12. 参列できない時にするべき事

12-1. 後日のお参り

12-2. お参りのマナー



 


1. 三回忌の意味


 法事は法要ともいい、亡くなられた方の冥福を祈り、その霊を慰めるために命日に行います。仏式では、一周忌後の法事を年忌法要といい、初七日、四十九日と同様に僧侶、親類、友人を招いて行います。また年忌法要は亡くなった月日と同じ月日に法事を行いまが、現在は出席者の都合を考え、命日に近い土曜日又は日曜日にする場合が多いようです。


 三回忌は故人の命日から数えて二年後に執り行われる法要のことです。でも、「どうして命日から二年後なの?」と疑問に思われる方も多いでしょう。


 それは命日の当日が一回目の忌日、命日から一年目(一周忌)が二回目の忌日、そして二年後は三回目の忌日という数え方をするからです。



追善法要や年忌法要の詳しいことはこちらの記事で紹介していますので、併せてご覧ください。

【法要】三回忌法要に必要な準備、施主の心構えは?お布施の相場や服装もお伝えします




 


2. 三回忌の重要性


 三回忌は法要の中でも重要なものと言われます。それはなぜなのでしょうか。

人は死後に冥界で初七日までの七回の裁きのあと、百日、一周忌、三回忌の三回の、計10回の裁きが行われます。その最後の裁きであたる日が三回忌で、この日を境に故人の来世の道が決まってしまいます。


 そこで、三回忌の法要では、親族だけでなく、友人や知人も呼んで、故人の供養を盛大におこなうことが多いのです。ですから、法事に招かれたら、できるかぎり出席するのが礼儀です。ここからは、出欠連絡、香典、供物、服装、持参すべきものなど、法事に出席する側の心得・マナーをまとめてみましたので、参考にしてください。



四十九日法要の意味についてはこちらを併せてご覧ください。

【法要】四十九日法要を執り行う際の準備から服装、流れ、費用までを徹底解説


 


3. 出欠の連絡


 前項でお伝えしたように、三回忌法要に招かれるのは故人と縁の深い関係の方です。 三回忌法要の案内状が届いたら 、重要な用事がない限り、できるかぎり参列をするのが礼儀です。案内状には回答の期日が記されているものですが、できるだけ早くに返事をしなければなりません。


 参列できない場合には、1日でも早い返信が好ましく、書き方にも、欠席理由にも、それなりの配慮が必要です。


3-1. 出欠の書き方


 出席の場合は、「御欠席」の三文字を、欠席の場合は、「御出席」の三文字を、二重線を縦に引いて消すのがマナーです。


 出席・欠席のニ文字の上にある「御」 との文字を、「住所」のニ文字の上にある「御」の文字を、二重線を斜めに引いて消して、「欠席」の二文字を、○で囲みます。「住所」のすぐ下に、住所を書きます。


 「御芳名」の「名」の上にある「御芳」のニ文字を、二重線を縦に引いて消します。自分の氏名をすぐ下に書きます。施主という方からは「御」という形で丁寧な言葉で記されていますが、返信はがきを出す時はそれを消してへりくだった書き方に訂正して返信します。

3-2. 欠席の理由を書く


 法事を欠席する際には、返信はがきに欠席の旨を書きます。この欠席の理由ですが、細かく記載することはしません。


 どうしても外せないない用事があって、仕方なく法事を欠席する場合でも、「会議のため」、「出張中のため」などと具体的な法事の欠席の理由は書かず、「どうしても都合が合わず」「やむをえない理由で」と書きます。


 ハガキに長々と理由を書き加えるのはスマートではありませんし、先方に対して失礼に当たりますので気をつけましょう。


3-3. お詫びの文例


 返信ハガキは、お詫びの手紙と一緒に同封すると、ハガキで欠席を知らせるよりも、より丁寧になり、誠意が感じられます。


 「やむを得ない事情により、誠に申し訳ございませんが、当日は欠礼をさせて頂きます。些少ではございますが、同封のもので、亡御母様がお好きだったお花でも御霊前にお供えいただければと存じます。」などと書きます。


 「同封のもの」とは、「お供物料(お香典)」のことです。さらに、「皆様、どうかご自愛下さいませ。」と、一言遺族を気遣う言葉も添えましょう。


3-4. お供物料も同封する


 法事で欠席する場合でも、法事のマナーとして供物料(お香典)をお渡しします。一般的には、供物料を現金書留に入れて送ったり、香や供花などを贈るのが一般的です。


 「お供物料」と表書きして送ります。供花の色は、決まりはありませんが、赤などは避け、白い花を中心にするといいでしょう。


 なお、お斎(会食)に参加しないので、お供物料の金額は3,000~5,000円くらいが相場です。金額が大きいと、施主が、お返しに余計な気を使わせてしまうことになりますので、気をつけるようにしましょう。



 


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4. ご遺族への挨拶


 会場には決められた時間の20~30分前には到着するようにしましょう。

遺族に「本日はお招きいただき恐縮です。ご一緒にご供養させていただきます。」

※ (神式やキリスト教式では『供養』を使わずに『お祈りさせていただきます』)…と挨拶をします。この時「ありがとう」という言葉は使わないのがマナーです。


 例えば「お招きいただきましてありがとうございます」などの挨拶は避けます。供物料は通夜や告別式同様に、袱紗(ふくさ)に包んで持参します。



 


5. 香典の相場


三回忌法要に出席する際は、香典を包んでいくことが慣習です。


 香典に包む金額は地域や親戚同士の慣習などによっても変わってきます。「故人との関係性」「夫婦で参列するのか」「会食会場はどこか、料金はどの程度か」の3つの基準に基づいて判断します。故人が自分の親であれば1万円~5万円、故人がそれ以外の親族であれば1万円~3万円が相場です。


5-1. 三回忌法要に夫婦で参列する場合


 夫婦で参列する時は2人分の香典を包むという考え方もあるようです。しかし、一般的には夫婦でお葬式や法事に参列する際の香典は、1世帯につき1つが基本とされているようです。その理由は、弔事に限らず冠婚葬祭では、家と家の間で発生するという考え方があるからです。 

 

 そのため、夫婦であれば香典は一緒に包むのが本来のかたちで、 香典の金額は夫婦だから2人分用意するのではなく、1人分の金額を用意するだけで十分です。


5-2. 具体的な香典の相場


 会食がある場合は1人5千円~1万円程度を香典に上乗せします。また、「四」や「九」は縁起の悪い数字とされているので、避けましょう。2万円などの偶数は、結婚祝ではタブーですが、三回忌法要など不祝儀の場合では問題はありません。


自分や配偶者の両親、兄妹・姉妹、祖父母などの三回忌法要の場合

 故人が自分や配偶者の両親、兄妹・姉妹、祖父母など、一親等・二親等の親族である場合の相場は、次のとおりです。


会食がない場合は、1万円~3万円(夫婦で参列 2万円~5万円)

会食がある場合は、2万円~5万円(夫婦で参列 3万円~6万円)


自分や配偶者の叔父・叔母などの三回忌法要の場合

 故人が自分や配偶者の叔父・叔母、甥・姪、曽祖父母など、三親等の親族である場合の相場は、次のとおりです。


会食がない場合は、5千円~2万円(夫婦で参列 1万円~3万円)

会食がある場合は、1万円~3万円(夫婦で参列 3万円~5万円)


自分や配偶者の従兄弟・従姉妹などの三回忌法要の場合

 故人が自分や配偶者の従兄弟・従姉妹など、四親等以上の親族である場合の相場は、次のとおりです。


会食がない場合は、5千円~2万円(夫婦で参列 1万円~3万円)

会食がある場合は、1万円~3万円(夫婦で参列 3万円~5万円)


遠縁の親戚などの三回忌法要の場合

 故人が高齢の場合など、親戚といえども面識のない方もいらっしゃると思います。その場合は、大きな金額を包む必要はなく、同じぐらいの立場の親戚の方々と連名にして、一人あたり数千円ずつ出しで、1万円~3万円程度包むこともあります。


友人・知人の三回忌法要の場合

 学生時代からの友人や会社の同僚、長年親しくしていたご近所の方などが、故人と生前親しかった友人・知人として、三回忌法要に招かれる場合の相場は、次のとおりです。


会食がない場合は、3千円~2万円(夫婦で参列 5千円~3万円)

会食がある場合は、1万円~3万円(夫婦で参列 3万円~5万円)


友人といっても、家族同様に親しくしていた場合は、親族と同程度の金額を包むこともあります。また、ご近所の方の場合、地域によって金額の取り決めがある場合もあります。同じような立場で招かれる方がいらっしゃるのなら、相談して決めましょう。



香典についてはこちらの記事でも、詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

【家族以外の香典の相場】友人への香典・友人の家族への香典の相場は?法事にも香典は必要?

 


6. 香典に関するマナー


 香典袋もお布施と同様に袱紗に包んだ状態で持参し、渡す直前に袱紗から取り出して差し出すマナーがあります。香典袋の表書きは「御霊前」は使わず、「御仏前」か「御香典」が一般的です。


 法要では受付が設置されていないケースが多数です。受付が無い場合、香典は施主に直接手渡しすることになります。


6-1. 三回忌法要での香典の包み方のマナー


 三回忌法要の香典袋は、もちろん不祝儀袋を選びます。香典袋は、包む金額によって「格」があるので、包む金額にふさわしいものを選びます。



6-2. 三回忌法要の香典袋の表書き


 香典の表書きは、仏教の場合は「御仏前」または「御佛前」と書くのが一般的です。


 通夜や葬儀で渡す香典は、突然の悲しみで流れた涙で墨が薄まってしまったという意味から薄墨で書きますが、事前に心の準備ができているので、三回忌法要の場合は濃い墨で書きます。


6-3. 香典袋へのお金の入れ方


 お札は、向きを揃えて香典袋に入れます。不祝儀なので、新札ではなく旧札を用意しますが、あまりに汚れていたり、皺の目立つお札は失礼にあたります。新札を一度折って、折り目をつけてから入れるのが丁寧とされています。


6-4. 不祝儀袋


 三回忌で現金を贈る場合に用いる不祝儀袋は、青白や黄白、黒白、双銀などの水引が付いたものを使います。


 包む金額によって異なる香典袋の「格」があります。包む金額が3千円~5千円でしたら、水引がプリントされている封筒タイプの簡略香典袋でもよいです。包む金額が1万円~2万円の場合は、白黒の水引をかけた香典袋を選びます。関西では、白と黄色の香典袋を使う場合が多いようです。


 3万円以上を包む場合は、包みには高級和紙を使用し、双銀または黒白の高級な水引をかけた香典袋を選びます。


 表書きは、「御仏前」や「御供物料」、「御供」などと書き、水引の下に名前をフルネームで記載します。


 不祝儀袋の表書きは「御仏前」や「御供物料」などですが、注意する点としては、品物と御供物料の両方を持っていく場合、表書きが重ならないようにすることです。


 同じ表書きは、不幸が重なるという意味でタブーとされているからです。一般的にお供えの品物は「御供」、御供物料は「御仏前」としておけば間違いないでしょう。




 



7. 供物


7-1. 供物の相場とふさわしい品物

 法事ではお供えは必ずしも必要ではないといわれますが、三回忌が行われる地域によっては、お供え物が必要な場合もあります。法要の間は仏壇にお供えしておき、終了後に参列者へ配られるので、小分けにできるものや日持ちのするものがよいでしょう。また、不幸が後に残らないという意味でも「消え物」が好まれます。


 お供え物として、あらかじめ供花または果物や缶詰の盛籠(もりかご)を依頼しておく場合もありますが、それ以外に法要当日にお供え物を持参することもあります。出席者が持参するお供え物としては、お菓子、線香、ろうそくが代表的です。持参したお供え物は、会場に到着したら「御仏前にお供えください」と一言添えつつ施主に渡します。


 金額としては、数千円から1万円程度のお供え物を用意することが多いようです。

せんべいやクッキーなどの焼き菓子や果物、お線香などが一般的です。他の方と品物がかぶることが心配だったり、お供え物にどのようなものが適しているか不安だったりするときは、施主や他の参列者に相談するのもよいでしょう。


 お供えにお菓子を贈る場合、賞味期限が早くきてしまったり、ケーキやシュークリームのように、生菓子に近いような傷みやすいお菓子はできるだけ避けるようにしましょう。


 なお、美味しいからといっても、洋菓子でパッケージがあまりに派手すぎるものは、やはり避けるべきです。法事のお供えということを忘れないようにしましょう。


7-2. 供物のかけ紙


 三回忌のお供えで品物を持参する場合は、お供えを包んでいる品物の包装紙の上から、弔事用のかけ紙を貼るようにします。


  • かけ紙の表書きは、「御供(ごくう)」と書くのが一般的です。

  • 水引は、黄白や青白、黒白などが使われます。

  • かけ紙の水引の下に書く名前の書き方は、決まっていません。

苗字だけやフルネーム、下の名前だけなど、贈り先の方との関係性で分かるように記載するとよいでしょう。



 


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8. 供花

 三回忌に飾る花は、すでに忌明けから2年目ということもあり、白を基調とした弔う花から偲ぶ花ということで、四十九日の頃よりも、ある程度華やかなものを選ぶことができます。


 とはいえ、法事の花ですので、とげのあるバラや毒のあるアジサイなど、タブーとなる花は避けるようにします。故人が女性の場合はピンク系、男性の場合は薄紫を基調としてアレンジしてもらうのもよいでしょう。


 三回忌の法事で飾ってほしいと考えるのであれば、法事の前日までに到着するように手配しておくようにします。当日に到着するように手配すると、配達の遅れなどの可能性もありますので、あまりおすすめめできません 。


 なお、花束は会場で供える場所に困ったり、花瓶に活けたりする手間がかかることもあるので施主の都合に配慮して避けるケースもあります。




 


9. 供物料


9-1. 供物料とは


 供物(お供え)といえば、お花やお菓子、線香、果物などの品物すが、「御供物料」や「御仏前」として現金を包むこともあります。


 目安は、数千円から1万円ぐらいです。故人との関係が親戚など、近い関係にあればあるほど、金額も多くなります。


 供物を持っていく場合は、品物を贈るのか現金を包むのか、あるいはその両方を持っていくのかを決めておきます。それらを合計した金額が相場の金額となるよう調整します。


9-2. 供物料の目安


 招かれた際に、どのぐらいの規模の法事なのかをで、判断する必要があります。


 たとえば、法事の後で会食を行うなど、それなりに予算を組んでいるようであれば、施主側に配慮して相応のお供えは用意すべきでしょう。


 三回忌に呼ばれた際、故人との関係によって、お供えの金額も変わってきます。三回忌の場合、一周忌とほぼ同じと考えてよいでしょう。すでに一周忌に参加しているとすれば、その時に持参した香典と同額のお供えを用意しましょう。




 


10. 参列の際の服装


 三回忌の際の服装は、男女とも「略喪服」を着用するのがマナー。大切なことは、決して遺族よりも高い格式の喪服を着用しないことです。三回忌では遺族は「準喪服」を着用するのが一般的で、葬儀や告別式に参列する時の参列者の喪服がこれにあたります。


「略喪服」は「準喪服」よりも制約がゆるいものになりますので、以下に説明します。


10-1. 男性の服装


スーツは黒や紺・チャコールグレーなどの無地のダークスーツで、シングルでもダブルでも可。

シャツは白無地、ネクタイは黒無地とし、タイピンはつけない

靴は光沢や派手な飾りのない黒いものとし、靴下も黒を着用する


10-2. 女性の服装


黒や紺・チャコールグレーなど、露出の少ない無地のシンプルなスーツ・アンサンブルやワンピースを。

ちなみに、女性の服装マナーは数多く、スカート丈はひざ下で、フレアスカートやプリーツスカートなど、動きやすいものが好印象です。

もちろんパンツスーツでも大丈夫です。


アクセサリーをつける場合は一連のパールやオニキスのネックレスを。

ストッキングは黒を着用する

靴やバッグはシンプルで光沢のない黒いもの

髪はきちんとまとめて、メイクを控えめにすること


 なお、男性にも女性にも言えることですが、靴やバッグなどは爬虫類やファーなど、殺生をイメージさせるものはNGです。三回忌も「故人を偲ぶ場」ということを決して忘れないでください。




 


11. 法事に参列する際に持参するもの


 法事に参列する際に持参する小物やお供え物について解説します。それぞれきちんと意味があるものですので、三回忌に参列する際は忘れずに持参しましょう。また、直前になって慌てないよう、必要なものは喪服とともに揃えておくことをおすすめします。


11-1. 数珠


 三回忌は仏教に基づく儀式ですから参列者はそれぞれ数珠を持参しておきたいところです。厳密に言えば宗派ごとに数珠の形状は異なりますが、一般的に形状まで気にする必要はありません。数珠は法要時に忘れがちなので、事前に確認をしておくとよいでしょう。


 数珠もまた、葬儀の際には欠かせない持ち物です。法要の間や合掌の際に手に持って使う仏具であり、もともとは念仏やお経を何回唱えたかを数えるためのものでした。

 

 数珠には宗派によって形や珠の数が異なる「本式数珠」と、全ての宗派で使える「略式数珠」があります。違う宗派の葬儀や三回忌に参列する際には、もともと持っている自身の宗派の数珠を持参して問題ありません。数珠の貸し借りは基本的にマナー違反となるため避けましょう。


11-2. その他の持ち物

 

 下記の物も、忘れるないように、チェックリストにして確認してください。

  • 香典 袱紗(香典を包む)

  • お供え物(菓子、線香、仏花など)

  • ハンカチ(白) ティッシュ(白無地)

  • ハンドバック(黒) セカンドバッ(黒)




 



12. 参列できない時にするべき事


12-1. 後日のお参り


ど うしても出席出来ない場合は、別の日にあらためて、お参りするのもよいでしょう。四十九日法要が終ってから御焼香に伺う場合は、既に御供物料(御香典)は出されていますので、新たに御供物料を包む必要はありません。

 ですが、手ぶらでは相手にも良い印象を与えませんから、花束や、「御線香代」として御線香の詰め合わせや、故人の好きだったもの、菓子折等を持っていくと喜ばれます。

 果物は傷みやすいのでやめましょう。持って行ったものが、花であれば、花瓶に生けていただく必要があるため、ご遺族に直接渡しますが、それ以外は仏前にお供えします。


12-2. お参りのマナー


 お参りに伺う場合は、必ず弔問に伺いたいのですが、と遺族の方にご都合を伺ってから日時を決めます。突然の来訪は失礼に当たります。

 服装は質素であれば普段着で構いませんが、御焼香させて頂くので、御数珠は忘れず持っていきます。


 御焼香の前に、遺族に方に対して、「この度は、心よりお悔やみを申し上げます」または、「この度は、大変ご愁傷さまでございました」と伝えてから、「四十九日法要に出席出来なかった事を心から御詫びします」とだけ言うようにしましょう。


 親戚であっても長く居座るのは遠慮しましょう。


 四十九日法要に参列できない場合の、取るべき行動について、お分かりいただけましたでしょうか。法要に招かれたら、出席するのが原則です。どうしても出席出来ない場合は、早めに連絡をしましょう。

 そして、電話や返信はがきだけで済まそうとはせず、お詫びの手紙も添えるとあなたの誠意が伝わります。遺族を気遣う言葉も添えるとよいでしょう。


 お供物料は「御仏前」と表書きし、現金書留に入れて送ったり、香や供花などを贈るのが一般的です。法事のマナーを守って、失礼のないように心がけてください。



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