【友人の葬儀で困らないために】5つの場面の対応法

更新日:7月17日




 大切な友人が亡くなることはとても大きな悲しみです。辛いことですが、友人の訃報に接したならば、弔問や通夜または葬儀への参列を考えなければなりません。


 この記事では、友人の訃報に接して弔問する時、お通夜や葬儀に服装などのマナーに続き、友人の葬儀で弔辞を依頼された場合どのような内容にすればよいか、読む時のマナーを確認します。さらに、遺族への挨拶、声がけと供花・供物の送り方、お通夜・葬儀に参加できない際のマナーなど5つの場面での対応法についてご紹介いたします。



 

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目次


1. 弔辞を依頼されたら

 1-1.弔辞の内容

 1-2.弔辞を読むときの流れは次の通りです

 1-3.弔辞の構成と例文

2. 遺族への挨拶・声がけの方法と内容

3. 友人の葬儀に供物・供花を贈る

4. 友人の葬儀に行けない時

 4-1.弔電を打つ

 4-2.弔電の文例

 4-3.香典を送る

 4-4.供物・供花を送る

5. 友人の訃報を葬儀後に知ったら

 5-1.遺族への電話、手紙、メッセージ

 5-2.香典を送る

 5-3.香典はいつまでに送るか



 



1. 弔辞を依頼されたら


 弔辞とは、亡くなたことの悲しみやその人を悼む気持ちを表す故人へ贈る別れの言葉です。

葬儀では宗教を問わず弔辞が読まれるのが一般的で、故人と親しかった人が依頼されます。もし友人の代表として、弔辞を依頼された場合は快く引き受けるべきです。弔辞の要点を解説します。


1-1.弔辞の内容


 読み上げる(奉読)時間は3分程度が妥当です。字数にして1000字程度が目安となります。弔辞では、忌み言葉を使わず、故人のマイナスイメージになるエピソードには触れないようにします。


奉読の際は氏名、名称(会社名、学校名など)、日付、経歴など間違いのないように、早口にならないように心がけます。



1-2.弔辞を読むときの流れ


 1. 司会者から名前を呼ばれたら起立して、遺族に一礼してから祭壇前に進みます。


 2. 左手で「弔辞」と書いた面が上になるように封筒を持ち、右手で本文を取り出し、封筒を下にし  て右手で便せんを開きます。


 3. 遺影に向かって一礼し、両手で弔辞を捧げ持ってゆっくりと読み上げます。


 4. 読み終えたら便せんを封筒に戻し、表書きを霊前に向けて捧げます。


 5. 遺影に一礼、遺族に一礼して席に戻ります。



1-3.弔辞の構成と例文


 弔辞に内容に決まりはありませんが、「ごめんなさい」「申し訳ない」といった表現は避けましょう。故人に対する未練が感じられ、遺族や参列者に不快感を与える可能性があるためです。あくまでも、明るく送り出せる文章にしましょう


 弔辞を闇雲に書こうとしても、書けるものではありません。構成を4つに分けて述べるべきことをまとめていけば、それほど苦労せず書けるものです。段落ごとの要点を見ていきましょう。



第一段落:訃報に接しての悲しみ


 第一段落として構成するのは、友人が亡くなった事実に対する悲しみを表明する文章です。訃報を聞いて驚いたことや、「現状を受け入れられない」といった素直な気持ちを表します。


 冒頭に「弔辞」と入れ、故人の名前はフルネームで語り掛けるように始めます。生前病気などで入院していた場合は、闘病生活に対して「苦しい」「なかなか治らない」といった表現は使わないように注意が必要です。突然死など「死」を含む言葉も使用してはいけません



冒頭の言葉

「弔辞。友人代表としてお悔やみ申し上げます。」



訃報に接しての悲しみ

「〇〇さん、ついにお別れの時が来てしまいました。

あなたの病気を知ってから、いつかは この時が来るものと覚悟はしておりました。実際に今日のこの時を迎えると悲しみでいっぱいです。」


「〇〇くん、先月、一緒に食事に出かけた時はあんなに元気だったのに・・・

突然、帰らぬ人になろうとは、誰が予想できたでしょうか。

無二の親友としてお付き合いしてきた私たちが、こんな形でお別れして、二度と会えないなんて信じられません。」


「〇〇、今私はあなたにお別れを告げようとしています。

あなたは突然、私たちのもとから、黄泉路へと旅立ってしまわれました。

突然の訃報にまだ気持ちの整理がつかず悲しみでいっぱいです。」


「もうこれからは何処(どこ)を探しても、あなたにお目にかかることが出来ないのかと思うと、悲しみで胸が張り裂けそうです。」


「突然の訃報に驚きました。数か月前には元気な姿でお話していたのに、このような知らせを受けるとは誰が予想できたでしょうか。このようなかたちでの再会となり、私の悲しみは募るばかりです。」



第二段落:故人とのエピソード、経歴や功績など


 冒頭に続いて、「故人とどのような関係にあるか」を踏まえた上で具体的なエピソードを伝えます。最も大切なポイントですから、故人との関係性と、故人の人柄が参列者に伝わるようなエピソードを披露します。誰が聞いても分かりやすい表現を心掛けます。故人に悪い印象を与える内容は避け、生前の活動や性格など複数の観点から選びます。


出会い

 ●「振り返ってみれば○○と私との出会いは、高校で同じクラスになったことでした。」


 ●「あなたとは中学生時代から、〇〇年ものお付き合いでした。」


 ●「大学の最初の授業で、偶然に席が隣になった事がきっかけで、同じサッカーサークルに入り四年       間を一緒に過ごしました。」


学生時代

 ●「きつい部活の練習のときも、キャプテンとして皆んなを引っ張る笑顔の〇〇ちゃんに、いつも助けられました。」


 ●「学生時代にはよくお互いの家に泊まり、夜の更けるのを忘れて勉強やアルバイトの話で盛り上がりました。」


 ●「サークル活動も勉学も熱心でなかった私とは違い、あなたは何に対しても一生懸命打ち込んでいました。研究から遊びまでを楽しみ、誰からも信頼される優秀な大学生でした。」


変わらぬ友情

 ●「卒業後私は地元に残り、あなたは東京へと離れ離れとなりました。でも、帰省された時には必ず連絡があり、おしゃべりで盛り上がって、本当に楽しかったね。」


 ●「就職してからも、月に1回は必ず会って飲みに行きましたね。いつも仕事の愚痴や恋愛の話で盛り上がっていました。」


 ●「結婚し子供ができたあとも家族ぐるみの付き合いが続き、月に1度の食事会を楽しみにしていました。『子育てが一段落したら、のんびり旅行しよう』と約束したあの日の、あなたの笑顔が忘れられません。」


 ●「あの18歳の時からずっと変わらず誠実な友人でいてくれました。私にとって○○は、兄弟以上の存在です。○○が頑張っているから、私も頑張れる・・・いつもそんな思いで生きてきました。」



第三段落:遺族へのお悔やみ


故人にお別れの言葉を告げる前に、遺族に対してお悔やみを述べましょう。具体的なエピソードに織り交ぜながら進めると、自然な流れで読みやすくなります。構成が変わるときは、間で一拍置くのもおすすめです。すぐに遺族への言葉に切り替えるのではなく、別れを惜しむ表現を加えてもよいでしょう。


 ●「ご家族の皆様、心よりお悔やみ申し上げます。
こんなことになるとは本当に残念です。悲しくて胸が張り裂けそうです。特に、ご両親のお悲しみは計り知れないものとお察しいたします。」


 ●「〇〇さんと突然のお別れで、つらかったことと思います。どうかお力落としなさいませんように。」



第四段落:結びの言葉


最後は、結び言葉として故人に別れを告げ弔辞を結びます。極端に硬い表現にこだわらず、普段のコミュニケーションに近い読み方を意識するとよいでしょう。生前の友人に語り掛けるようなイメージで、思うことを反映しても問題ありません。


最後の別れの言葉

 ●「もう笑い合えないと思うと悲しくて涙が止まりませんが、あなたの笑顔を手本に歩いていきます。」


 ●「残されたご遺族のためにも、あなたとの思い出を忘れることはありません。ご遺族のことは心配することなく、安らかなお眠りを祈るばかりです。」


 ●「あなたの想いは私たちの中にしっかりと息づき、友として出会えた幸せを忘れずに生きていきます。〇〇さん、たくさんの思い出と優しさをありがとう。どうぞ安らかにお眠りください。」


 ●「お子様方を残して逝くあなたの気持ちを考えると、悔しくなりません。どうか、天国からご家族を見守ってあげてください。」


 ●「〇〇さん、友人としてかけがえのない思い出をありがとう。本当に心からありがとう。」




 


2. 遺族への挨拶・声がけの方法と内容

 

 お悔やみの言葉は弔問時に、大切な方を亡くしたご遺族に対して思いやりをもってかける言葉です。「このたびはご愁傷さまでございます」「お悔やみ申しあげます」などのような言葉が代表的です。「愁」は物悲しさを意味し、「傷」は強い悲しみを意味します。


 弔問の場面でも述べましたが、お通夜や葬儀の場でお悔やみを述べる際には、悲しみにくれる遺族の気持ちに寄り添うこと。その場に適した正しい言葉を選択し、故人や遺族に対して不快感を与えないよう振る舞うこと。短く端的に、気持ちを伝えることなどが鉄則です。


 声がけの例をいくつか紹介します。


 「このたびは、誠にご愁傷さまでございます。心からお悔やみ申し上げます。」


 「このたびは、思いがけないことでさぞかしお力落としのこととお察しいたします。心よりご冥福をお祈り申し上げます。」


 「このたびは、本当に残念でなりません。ご家族の皆様、どうぞお力落としのございませんように。」


 「このたびは、思いもかけないことで、さぞお力落としのことでしょう。お慰めの言葉もございません。」


 「お知らせで本当に驚きました。心からお悔やみを申し上げます。」




 


3. 友人の葬儀に供物・供花を贈る


 供物(くもつ)や供花(くげ・きょうか)は、香典と同様に故人への弔意を表すために送る品物や花です。一般の参列者として香典をお渡しする場合は、基本的に供物を用意する必要はありません。


 供物や供花は故人や喪家の近親者や親しい間柄の人、または会社や団体関係から送るのが慣例とされています。


 もちろん友人として単独で送ることもできますが、他の友人と共に、友人一同として連名で送ることも可能です。


 葬儀を行う宗教や宗派、地域によって内容やしきたりが異なる場合があります。また斎場など飾るスペース、飾りつけなどの都合もあります。手配する前に喪家の意向を確認することが重要です。


 お受けいただけるのであれば、喪家が依頼している葬儀社を聞くか、世話役を通じて、手配してもらうのが無難です。


供花・供物の送り方については、こちらで詳しく解説していますので、ご覧ください。

【葬儀】知らないと恥ずかしい通夜・告別式のマナー(2)供花・供物と社葬の知識




 


4. 友人の葬儀に行けない時


 体調不良やどうしても外せない予定で、友人の葬儀を欠席せざるを得ない時。あるいは新型コロナウィルスの影響などで案内が控えられて葬儀後に訃報を知った、など、直接伺って弔意をお伝えできない場合でも、何らかの方法で弔意を遺族に伝えることができます。そのいくつかをご紹介します。



4-1.弔電を打つ

 

 電報でお悔やみの気持ちを伝えることができます。お悔やみの電報を「弔電」といいます。弔電の送り方マナーやについて解説します。


 弔電を打つ場合は、通夜に間に合うように手配をし、通夜に間に合わなかった場合でも葬儀・告別式までにお届けしたいものです。


 弔電を送る際は、まずは送り先となるお通夜、葬儀・告別式の日時・場所を確認します。届け先の喪主の名前と、故人の方の続柄も確認しておきましょう。弔電の宛名は故人ではなく喪主とするのが一般的とされています。もし、喪主が分からない場合は、「(故)〇〇様 ご遺族様」「(故)〇〇様 ご遺族様」と書きましょう。


 また、弔電にも避けるべき「忌み言葉」があります。直接的な「死去」といった言葉や、不幸が繰り返すことを連想させる言葉「重ね重ね」「再び」などは避けます。



4-2.弔電の文例


弔電の文例はサイト(各NTTのD-Mailサイトなど)にいくつもあります。最適なものを選んで、サイトから弔電を依頼しましょう。依頼は電話からもできます。


NTT東日本 https://www.shinobuba.com/

NTT西日本 https://www.ntt-west.co.jp/dmail/

KDDI https://www.denpoppo.com/



 ●「突然の悲報に、驚きと悲しみでいっぱいです。幾多のご厚情を思えば、すぐにでも駆けつけ、最後のお別れに伺わなければならないのですが、参列できず残念です。衷心よりご冥福をお祈り申しあげます。」


 ●「〇〇様の突然の不幸を伺い、申しあげる言葉もございません。ご遺族のお嘆きはいかばかりかとお察し申しあげます。お心を強くお持ちいただくことが〇〇様に対しての何よりのご供養かと存じます。一日も早く立ち直られますことをお祈りいたします。」


 ●「会いたい、会いたいと思っておりましたのに、こんな突然のお別れになってしまいました。悔しくてなりません。ご冥福をお祈りいたします。」



4-3.香典を送る


 お葬式を欠席する場合でも香典を渡すことで弔意を伝えることができます。その方法について解説します。


代理人などに託す

 代理人に香典を託し、お葬式に出席してもらいます。代理人が故人とご縁がなくとも、失礼にはあたりません。もちろん、葬儀に参列する友人に託すという手もあります。


香典を郵送する

 郵送(現金書留)で香典を送ることができます。郵便局の窓口で香典を送りたいと伝え、香典袋が入る現金書留専用の封筒を購入します。お悔やみとお葬式に行けないお詫びを手紙に書いて添えるとよいでしょう。


後日弔問に伺う際に持参する

 上記の手段がどれも難しい場合。あるいは、直接お話したい場合は後日弔問に伺って、弔意を伝えて香典を渡すのもよいでしょう。弔問の時期は、葬儀直後の慌ただしい間は避けて、葬儀後三日~四十九日頃が一般的とされています。


友人への香典の相場

 香典は、葬儀で多額の費用が必要な遺族を助けるためのお金ですから、儀礼上の範囲を超えた金銭をお渡しする必要はありません。そのため、香典には妥当な金額、すなわち相場があります。


 相場があるというと、何かビジネスライクで嫌だと感じる方がいるかもしれませんが、実はそうではありません。


 多いほうがよいだろうと考えて、相場にそぐわない金額を包むと、他の参列者と違った対応をしなければならないのではないか、と遺族に余計な負担をかけるからです。


 友人への香典と言っても、一律に考えることはできません。詳しい相場は別の記事で解説していますので、こちらをご覧ください。【家族以外の香典の相場】友人への香典・友人の家族への香典の相場は?法事にも香典は必要?


4-4.供物・供花を送る


 葬儀に参列できない時には、供物・供花を送って弔意を表すことができます。

供花・供物の送り方については、こちらで詳しく解説していますので、ご覧ください。

【葬儀】知らないと恥ずかしい通夜・告別式のマナー(2)供花・供物と社葬の知識


友人に限らず、家族葬やコロナ禍で葬儀への参列を控えざるをいないときなどの対応について、詳しく解説しています。こちらの記事をご覧ください。 【コロナ禍】葬儀に参列できないときの対応とマナー



 


5. 友人の訃報を葬儀後に知ったら

 

 家族葬では、葬儀後に訃報の知らせが届くときもあります。そんな時に、どのように弔意を伝えればよいでしょうか。


5-1.遺族への電話、手紙、メッセージ


 電話で知らされたのであれば、まずはその場でお悔やみを伝えます。その後に手紙やメッセージ、電報などを使って、改めて弔意をお伝えすれば良いでしょう。


5-2.香典を送る


 友人なら「香典を渡したい」「弔問に伺いたい」と思うのが当然です。とはいっても、家族葬を行なっていたのであれば、香典や弔問をお断りされているかもしれませんから、まずはご遺族の意向を確認すべきです。辞退の意思があれば、香典も弔問も控えるのが、ご遺族のためです。


 遺族が香典や弔問を受ける意思があれば、それに従って行動すれば良いでしょう。

5. 友人の葬儀に行けない時」の「香典を送る」を参考にしてください。


5-3.香典はいつまでに送るか


 香典はいつまでに送れば良いでしょうか。弔問は葬儀直後の慌ただしい時期は避けて、葬儀後三日~四十九日頃が一般的とされていますから、香典もそれに準じた期間に送るのが妥当です。





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